2014年04月22日

すごい人

(これは、2005年に別のブログに書いた文章を加筆・修正したものです。)

 人は、己の理解力を超えるものを、理解しない。
 当たり前だ。こんな文が無意味であるほど、当たり前だ。だから、自分よりもはるかに優れた人物が居ても、これを正当に評価する事など出来ない。大人物を理解し、評価するには、それなりの大人物が必要である。
 しかし、大人物はなかなか現れないし、それなりの大人物もまた、そうそう現れるものではない。

 すると、歴史上の大人物とされる人も、実は大した人ではない場合が、意外に多いのかも知れない。

 それでも、自分より少しだけ優れた人物なら、理解できそうだ。そういう人を捕まえて、「すごい人だ」と言う。または、自分では判断せずに、誰かが(皆が)「すごい人だ」と言っているから、自分も一緒になって、「すごい人だ」。

 してみると、「あの人はすごい」という発言は、ほとんどの場合、信憑性に欠ける。
posted by 松尾宗弘 at 12:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 認識(論?) | 更新情報をチェックする
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