2014年10月03日

世の中の約束事(その5)

(以下は、2004年に別のブログに書いたものを加筆・修正した文章です。)

 (4)で、勉学とは、つまり、世の中の約束事を蓄積して行く事だ、と述べました。さて、世の中の約束事といえば…

 そう、忘れてはならないのは、礼儀・作法です。むしろ、世の中の約束事と言われれば、こちらを連想するのが普通でしょうか。
 礼儀・作法なんて「うざったい」なんて言ってはいけません。そういう人が、たとえば、人に会った時に適切な挨拶をしない事が、どれほど相手の調子を狂わせる事でしょう。礼儀・作法とは、世の中で人と人とが円滑に、誤解なく付き合うための約束事です。
 一人で居るなら、何をしようが勝手で良いのですが、二人になれば、もう勝手は許されません。二人はすなわち‘仁’である、と書いてあったのはどこだか思い出せませんが、ともかく、人は様々な約束事を身に付けなければ社会に適応できません。
 教育とは、つまり、子供にこうした約束事を仕込み、社会生活で困らないようにしてやる事、そしてそれによって自立を促す事です。
 その際、いわゆる知育と徳育を分離してはいけません。両者は、ややもすると別物と考えられがちですが、実は車の両輪、共に人が心得ておくべき“世の中の約束事”なのです。

posted by 松尾宗弘 at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | 更新情報をチェックする
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