2016年03月17日

上手に整理するコツ

(以下は、2004年に別のブログに書いたものを加筆・修正した文章です。)

 「哲学って、どんな学問なんですか」
と、幾度か訊かれた事があります。中学生に。「それを問うこと自体が哲学だ」とも言うらしいのですが、これでは中学生は、たまったものではありますまい。立場上、丁寧にお答え申し上げました。

 物事を深く考える事は、全て哲学です。たとえば数学も科学も、哲学の一つなのです。実際、科学者(物理学者)として有名なニュートンの主著の題も、PHILOSOPHIÆ NATURALIS PRINCIPIA MATHEMATICA、日本語では「自然哲学の数学的原理」なのですよ。
 ただ、そうすると問題が起きます。哲学が扱う範囲が広く成り過ぎるのです。そこで、様々な○○学が分離・独立した訳です。だから、全ての学問は哲学出身なのです。
 すると、今日の「いわゆる哲学」とは、新しい分類には入らない、あるいは独立しきれない思索の分野である訳です。それゆえ、つかみ所が無いように感じられるのでしょう。

 こんな言い方をすると、哲学者を怒らせてしまうかも知れません。まぁ、哲学者はこんなBLOGは読まないか。たぶん読まないと思う。読まないんじゃないかな。ま、ちと覚悟はしておこう。
 ちなみに中学生には、ここまで言った事はありません。あくまでも個人的な見解ですから。
 ただし、哲学の名誉の為に言っておきますが、「分類の要諦は、“その他”の項目を設ける事である」そうです。このBLOGにも、カテゴリー分類には“その他”を設けてあります。

posted by 松尾宗弘 at 15:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 認識(論?) | 更新情報をチェックする
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